ええと、久しぶりで、いきなりで申し訳ありませんが、
明日発売のヤンマガに載る回で、麒麟は最終回を迎えます。
今シリーズではなく、「麒麟」の作品自体が終わりです。
突然の事過ぎて、長らくご愛読頂いた方々には本当に申し訳ないんですが、
私自身にも、最後の原稿を描き上げた後に知らされた事なので
あまりの突然さに、驚く暇もないぐらいでした。
理由はまぁ大人の事情ってヤツです。
自分の力不足も大きいなぁと感じつつ、
何が一番悔しいかって、
この麒麟の物語をきちんと完結させてあげられなかった事です。
最終話を読んで頂ければわかると思いますが、
その後を臭わせるという意味ではとても良い終わり方をしています。
こう言うのも変かもしれませんが、私はここからが本番だと思っていました。
こうして今までさんざん暴れ、傷つき、
そこで築き上げた関係を内包したまま、
どうにもならない時代の流れの中で、この3人はどうして行くのか。
ちょっと想像しただけでも胸が締め付けられるような極上の切なさが待っていたと思うと、
「勿体ない」では片付けられない悔しさが残ります。
しかしそれ以外の所では、私自身は割とニュートラルに今回の事を受け止めています。
というのも、この作品を通して得た物が、すでに沢山あったからだと思います。
技術的な事もそうですが、精神的な面も、そして人との縁も、
確実に私の財産になるものを、いっぱい頂きました。
作品を通して知り合えた方々も、沢山いますしね♪
みなさまの感想や励ましの言葉、本当にありがとうございました。
描き手にとって皆様の声というのは想像以上に大きなもので、
何度も折れそうになるのを助けて頂きました。
今回で麒麟の掲載は終わってしまいますが、
この作品自体が無くなってしまう訳でもないですし、
私が漫画を描くのを辞める訳でもないので、
今後も引き続き応援いただけたら嬉しいです。
それに私自身は今・・・とてもノッております!!(笑)
絵が描きたくて仕方ないです。特にカラー。
そんなモンモンとしたパワーをぶつけて描いた・・・!
・・・大門がおりましたので、お蔵出ししておきます(笑)
今後の事に関しては、今、水面下でいろいろ活動中。
早く嬉しいお知らせが書けるようにがんばります!
尚、単行本は11月に発売予定です。
よろしくお願いします。
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